私たちは技術部門に所属する食品とパッケージングの専門チームで、ビジネスを支援しながら、お客様中心のイノベーションと製品への情熱を推進することが使命です。現在、私は主に毎年発行している「フードトレンドブック」の作成と、新卒向けのフードトレーニングコースの運営を担当しています。フードアカデミーにおける私たちの目標は、製品・パッケージのリサーチ、フードトレーニング、先見性と情熱の育成をリードすることです。

製品やパッケージに関するリサーチは、マクロなフードトレンドから新しい原料やパッケージ技術に至るまで幅広く、お客様にとってのTescoブランドの体験価値を高めることを目的としています。フードトレーニングでは、社内のすべての同僚の継続的な成長への投資を重視しており、「先見性と情熱」は、創造性を刺激し、カテゴリーをまたいだ商品開発を促進するための手段となります。

Mintel GNPDは非常に優れたツールで、カテゴリーに関連する業務を行う際によく活用しています。適切に使えば、創造力を刺激し、新しいアイデアを生み出したり、自分たちのアイデアがすでに他社で商品化されていないか確認したり、他ブランドや小売業者が特定のニーズやトレンドにどう対応しているのかを把握したりすることができます。私たちはカテゴリー部門の外にいるため、特定の分野に対してワークショップやトレーニングを実施する際には、Mintelの年次レポートがそのカテゴリーの全体像を掴むための貴重な資料になります。市場データや消費者データ、あるいは業界のパイオニアの事例など、短時間で内容を把握できるのが魅力です。

レポートの構成も非常に使いやすく、自分にとって必要なセクションにすぐアクセスできたり、「エグゼクティブ・サマリー」だけを読んで全体像を把握することも可能です。
私がMintelのレポートで特に気に入っているのは、ただ単にデータを羅列するのではなく、Mintelの視点からそのカテゴリーの将来性や市場を活性化させる可能性のあるイノベーションについての考察が必ず含まれている点です。

また、Mintelが提供してくれる最も価値あるサービスのひとつが、プロジェクトに合わせたカスタム調査の提供です。たとえば、特定のカテゴリーに合わせたフレーバートレンドのデータをまとめてくれたり、クロスカテゴリーのプレゼンテーションを行ってくれたりと、非常に柔軟に対応してくれます。Mintelは、柔軟性、グローバルな視点、そして「それで何が分かるのか?」という問いに答えられる実用的な情報を提供してくれる点で、私たちにとって非常に頼りになる存在です。

Mintel Reports(ミンテル市場調査レポート)、Mintel Trends、Mintel GNPDについて

私の業務では主に、Mintel GNPD、年次レポート、Mintel Trends、そして社内ワークショップ向けのプレゼンテーションなど、ニーズに合わせたカスタムサービスを活用しています。
昨年、特定の食品カテゴリーに焦点を当てたクロスカテゴリー型の「ブルースカイ・イノベーション・ワークショップ」を開催しました。市場をリードする開発の可能性を見出し、当社の品揃えを差別化することが目的でした。その際、Mintelにはマーケットの概要を紹介するプレゼン資料を提供してもらいました。

Mintelが提供してくれた最大の価値は、グローバルな市場動向を俯瞰的に提示してくれたことです。それによって、私たちだけでは気づけなかった新たな商品開発のチャンスを発見することができました。参加者からのフィードバックも非常に好評でした。Mintelは、私たちTescoフードアカデミーのニーズに合わせてサービスを柔軟に調整してくれるため、本当に貴重なパートナーだと感じています。
フードアカデミーは、ビジネス内の多様かつ複雑な食品カテゴリー全体をサポートすることを目的としており、どのカテゴリーも同じではありません。そのすべてにおいて、最新のトレンドや製品、パッケージングの動向を把握し続けることが、私たちの大きなチャレンジなのです。

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