長瀬産業株式会社
ライフ&ヘルスケア製品事業部
プロダクトマネジメント部マーケティング課
青山公子 様
ミンテルサービス契約の目的や狙い、導入当時に抱えていた課題
グローバル市場への展開を進めるにあたり、海外における成分トレンドやベンチマーク成分の動向を把握するために、ミンテル世界新商品データベース(以下、Mintel GNPD)およびミンテルジャパンレポートを導入しました。Mintel GNPDでは、「どの国で」「どのような成分が」「どのような製品に使用されているか」を具体的に確認できるため、お客様の製品分析をしたり、ベンチマーク成分の可視化や、各種ビジネス判断における仮説構築に役立てています。
また、ミンテルジャパンレポートはグローバルトレンドの把握に加え、販促対象の成分がターゲット国における現在のトレンドと合致しているかを検証する際にも活用しています。一般的な製品データベースでも最終製品の情報を得ることはできますが、各国における製品の傾向を「成分」ベースで分析できる点は、Mintel GNPDならではの特長です。
ミンテル世界新商品データベース(Mintel GNPD)について
Mintel GNPDは、お客様の製品に使用されている成分の傾向を把握したり、ベンチマーク成分を分析したりする際に、頻繁に活用しています。特に、日本国内に限らず、グローバルな視点でデータを参照できる点は、大きな利点だと感じています。研究開発・マーケティング・営業など、特定の部署に限らず多くの部門で活用できる点が大きな魅力であり、ユーザーフレンドリーなツールとして高く評価しています。
また、「こうした市場トレンドがあるため、特定の製品や成分が求められている」といった背景を、客観的なデータに基づいて示すことができるため、商談の場でも単なる原料の紹介にとどまらない、説得力のある提案が可能になります。さらに、海外展開の際にはターゲットとすべき国の選定や、「この国ではどの企業に提案できそうか」「自社取り扱い原料をどのように展開すべきか」といった戦略立案やブレインストーミングにも活用できる、多用途かつ実用性の高いツールです。
ミンテルジャパンレポートについて
ミンテルジャパンレポートは、「グローバルトレンド」という大枠にとどまらず、主要各国のトレンドをデータで具体的に把握できる点が大きな魅力です。単に「グローバル市場向け」に漠然と展開するのではなく、国別に戦略を立てるうえで、こうした情報は日々の業務において非常に有用です。特に、美容・化粧品ライブラリーに収録されている各レポートの「グローバルトレンド」セクションは頻繁に参照しており、自社原料の特性が現在の市場トレンドと合致しているかを確認する際にも有効です。
ミンテルジャパンレポートは日英両言語で発刊されているため、グローバルトレンドや日本市場の動向を英語で紹介する必要がある場面においても、翻訳の手間が省ける点で利便性があります。資料作成や海外のお客様への情報共有の際にも、スムーズに活用できる点は大きな利点といえます。
弊社サポート体制への満足度
迅速なデータ抽出対応をはじめ、市場調査やMintel GNPDの操作方法に関するサポートなど、ミンテルジャパンのアカウントマネージャーによる支援体制には非常に満足しています。また、Mintel GNPDの検索時に役立つコツや活用のポイントなども丁寧に教えていただけるため、実務において非常に助かっています。