概要

ヘアケア市場は、従来の「洗う/整える」「色を変える」だけでは差別化しにくい局面に入っています。生活者は、頭皮・髪の健康(ホリスティック視点)科学的根拠に裏付けられた処方、そして手間をかけずに整うスタイリングを同時に求め始めています。

本セミナーでは、こうした需要変化を背景に、短期(今後2年)で実装しやすい機会領域と、中長期(5年以降)で効いてくる技術ドライバーを整理し、次のイノベーションの方向性を提示します。 

本セミナーで扱う主なトピック

1 )今後2年:ブランドが“素早く動く”ほどインパクトが出る領域  

  • スカルプから毛髪強度まで:マイクロバイオーム/頭皮環境を含む「ヘアヘルス」提案の拡張 
  • カラーの再定義:「染める」から、髪を養いながら整えるウェルネス文脈へ 
  • 柔軟な自己表現:セミパーマネントを「低負担×遊び心×ヘアヘルス」で捉え直す 
  • ヘアメイクアップのスキニフィケーション:白髪カバー等にケア価値を上乗せする発想 
  • 抜け毛/薄毛ケアのホリスティック化:ストレス・睡眠・栄養まで含めた包括提案/サプリ連携 
  • 手間をかけないスタイリング:熱を使わない/自然な質感を活かす/多機能(UV・湿気等)で時短と健康を両立 

2 )今後5年以降:技術進化が生む“新しい勝ち筋”

  • AI:製品開発の高速化(素材設計・ダメージ解析等) 
  • 遺伝学×バイオテク:パーソナライズを現実にする次世代アプローチ 
  • インクルーシビティ:未充足層への対応と教育設計  
  • ニューロサイエンス発想:感覚・情緒価値(ムード、リラクゼーション等)を科学で裏付ける 
  • 白髪ケアの新潮流:日常ヘアケア製品に統合される可能性

本セミナーで得られること

  • 「ヘアケア=頭皮と髪の健康」という流れ(スキニフィケーション含む)を、消費者理解と機会領域として整理できる 
  • 抜け毛/薄毛ケアを、外用だけでなく睡眠・ストレス・栄養まで含めた提案設計として捉え直せる 
  • スタイリングを「見た目」だけでなく、ウェルネス/気分/自己表現の文脈で語り直すヒントが得られる 
  • 次の5年を左右する AI・遺伝子・ニューロ等の技術ドライバーを、ヘアケアの用途に接続して理解できる 

視聴方法・登録 

  • 形式:オンライン(オンデマンド配信) 
  • 言語:英語(日本語字幕付き) 
  • 視聴可能期間:2026年5月12日〜6月30日 
  • 内容:プレゼンテーション+Q&A 
  • 所要時間:約40分  
講演者
Hwa Jin Lee(ホワジュン・リー)
ビューティ&パーソナルケア部門 アソシエイトプリンシパルマネージャー(韓国・ソウル拠点)
ミンテルの美容インサイト部門に所属し、成分・処方トレンド、製品イノベーション、消費者意識の変化を軸に、スキンケア、ヘアケア、カラーメイクなど複数カテゴリーを横断して分析。研究開発の実務経験とマーケットインテリジェンスを掛け合わせ、グローバル企業やブランドに向けて「トレンドをどのように商品・処方・訴求へ落とし込むか」という実践的な示唆とインサイトを提供している。ソウル拠点の美容アナリストとして、K-Beautyをはじめとする韓国美容トレンドの分析・発信も行う。

ミンテル入社以前は、アモーレパシフィックおよびキンバリー・クラークにて、約15年にわたり研究開発・処方設計に従事。スキンケアリサーチャーやフォーミュレーションサイエンティストとして、スキンケアやヘアケアを中心に、化粧水・乳液・クリーム、サンケア、エイジングケアなど幅広い製品開発を経験。

こんな方におすすめ 

  • ヘアケア/ビューティ&パーソナルケア企業の 商品企画・ブランド・マーケティング・研究開発 担当者  
  • ヘアケア領域で、スカルプケア・薄毛ケア・カラー・スタイリングに加え、インナーケア(サプリメント)を含む“髪の健康”の次の伸びしろを探索したい方  
  • 海外発トレンド(K-Beauty等)が、ヘアケアやヘアロス対策、インナーケアのスキニフィケーションに与える影響を把握したい方