【市場調査会社Mintel】神経科学ベースのAIで店頭の“注目”を予測するDragonfly AI(パッケージ・クリエイティブ評価プラットフォーム)と提携開始
ミンテル世界新商品データベース(Mintel GNPD)に「パッケージ・パフォーマンススコア」を搭載し、発売前から勝ち筋を可視化
グローバルに事業を展開する市場調査会社Mintelは、神経科学をベースに、店頭やデジタル上で「人の視線がどこに集まるか(アテンション)」をAIで予測・可視化するDragonfly AIとの新たなパートナーシップを発表しました。本提携により、Dragonfly AIの予測型アテンション分析をミンテル世界新商品データベース(以下、GNPD)に統合し、GNPDに収録される商品に「パッケージ・パフォーマンススコア」を提供します。
これにより、店頭で「何が見られ、何が見過ごされ、何が選ばれやすいのか」をデータで把握できるようになります。スピードと正確性がこれまで以上に求められるCPG(消費財)領域のイノベーション環境において、発売前から『市場で機能する可能性』を評価するための新たな判断軸を提供します。
Dragonfly AIのアテンション分析(予測型ビジュアル分析)をGNPDに統合することで、契約企業はパッケージデザインや商品棚(リテール環境)において、消費者がどの要素に気づきやすいかを、発売前に把握できるようになります。
毎月数万点にのぼる新商品データと組み合わせることで、カテゴリーや市場を横断した継続的かつスケーラブルな分析が可能になります。
注目を巡る競争が、勝敗を分ける
ブランドは多くの情報をパッケージに盛り込みますが、消費者はそれを「読む」のではなく、一瞬で見て判断しています。
最初に目に入る要素が、手に取られる確率や購買行動を大きく左右します。
MintelとDragonfly AIは、「何が発売されているか(商品・訴求・パッケージトレンド)」という視点と、「実際に何が注目を集めているか(視線・アテンション)」という視点を結び付けることで、店頭の棚での見え方を前提にしたパッケージ評価を可能にします。
これは、CPGのイノベーションプロセスにおける大きなギャップへの対応でもあります。製品開発やポジショニングに多くの投資が行われる一方で、パッケージ判断は「何が注目を集めるのか」という明確な根拠がないまま行われることが少なくありません。本提携は、こうした判断を仮説ではなく、科学的根拠に基づく意思決定へと進化させます。
「Mintelは、データを『方向性』へ、そして最終的には『成長』へとつなげることを重視しています。
GNPDが持つグローバルなイノベーション視点と、Dragonfly AIの科学的に実証されたアテンション分析を組み合わせることで、ブランドは自社製品が市場で本当に機能するという確信を、より高い精度で持てるようになります」
― Matt Nelson(Mintel グローバルCEO)
Dragonfly AIは、ロンドン大学クイーン・メアリー校(Queen Mary University of London)との10年以上にわたる神経科学研究を基盤に、パッケージ、広告、店頭クリエイティブの「注目されやすさ」を予測するテクノロジー企業です。人が意識する前段階で視覚情報をどのように処理するかを再現する特許モデルにより、消費者が「何に気づくか」を一貫性のある形で予測します。
「アテンションの理解は、クリエイティブの成果を左右する本質的な要素です。
Mintelが支える商品イノベーションに、Dragonfly AIは“注目されるかどうか”という視点を加えます。本提携により、カテゴリー全体の動きだけでなく、消費者の注意を本当に引きつけている要素を把握し、より確かな判断が可能になります」
― Steve King(Dragonfly AI 共同創業者 兼 CEO)
イノベーションのあらゆる段階で、より良い意思決定を
MintelのプロダクトインテリジェンスとDragonfly AIの予測技術を組み合わせることで、Mintelのクライアントは次のことが可能になります。
- カテゴリーや市場を横断して、パッケージの伝達力を把握
- 何が最初に目を引き、重要なメッセージが明確かを理解
- 見過ごされている要素とその理由を特定
- イノベーション初期段階で、より速く・確信を持った判断を実行
スピードが加速し、失敗の許容度が下がる市場環境において、MintelとDragonfly AIは、自信を持って商品を投入するための、より信頼性の高い判断基盤を提供します。
本リリースに関するお問合せはミンテルジャパンまで。
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