アメリカの大学生たちは、どうすれば「イギリスのZ世代およびミレニアル世代のお茶の消費」についての研究プロジェクトを一気に加速させることができるでしょうか。
このほど、コロラド大学で広告・マーケティングを専攻する学生グループが、スタディツアーの一環としてミンテルのロンドンオフィスを訪問し、弊社のイギリス食品・飲料リサーチ部門ディレクター、Kiti Soininenから詳細なレクチャーを受けました。
企業の広告担当者が若年層のお茶の消費減少を逆転する方法を研究する学生の一助となるべく、Kitiはレクチャーの中で、お茶の飲用習慣の歴史から現在の消費者の好み、そして将来のトレンドにいたるまで、幅広いトピックを取り上げました。学生たちは、イギリスで人気のさまざまな種類のお茶(伝統的な紅茶、ハーブティー、そしてスペシャルティティーの人気の高まり)についても学びました。
Kitiが語った主要なインサイトの一つは、「健康・ウェルネス志向の高まりとそれがお茶の消費パターンに与える影響」でした。学生たちは、消費者が健康効果が期待される緑茶やハーブティーを選ぶ傾向が高まっていることを知り、このトレンドが市場にどのように影響しているかを学びました。また、消費者調査の質問の作成方法から、業界のキープレーヤーからインサイトを得る方法や、得られたさまざまな結果を特定のテーマに関する一つのレポートにまとめる方法にいたるまでの、リサーチプロセスについても理解を深めました。
ミンテルのリサーチが大学生の課題研究にどのように貢献するか
コロラド大学の学生と講師のみなさんに、ミンテルのリサーチが学習や研究にどのように役立てられているか、話を聞きました。
スタディツアーを率いたMorgan Young助教は次のように述べています。
「コロラド大学では多くの授業でミンテルのサービスを活用しています。その恩恵は計り知れません。他社の調査は背景事情が欠けているものが多いのですが、ミンテルの調査は調査対象者を層ごとに分析し、用途に合わせて活用することができます。Kiti氏のプレゼンテーションを聞いて、学生たちは、お茶ブランドが直面するビジネスチャンスや課題など、お茶の消費についての概要を的確につかむことができました。非常に実りの多い、洞察に満ちたセッションでした。」
「ミンテルのエキスパートの話からどんなことを学びましたか?」
「Kiti氏の話から、お茶の消費が減少している現状やお茶の製造・販売企業の活動、そして企業が直面する課題について理解を深めることができました。たくさん議論し、そのおかげでお茶に関して多くの知識を得ることができました。私はソーシャルリスニングのクラスでもミンテルの調査を活用していますが、情報と調査結果が非常に整理されていると感じています。統計を読みやすく、情報を理解しやすく提示することが重要だと思いますが、ミンテルの調査はその点で優れています。」
(コロラド大学・学生 Sarah Hallberg)
「ミンテルのリサーチはあなたの研究にどのように役立っていますか?」
「大学1年生の時から使っていて、とても気に入っています。ミンテルの調査は使いやすく、タイムリーな情報が得られます。プラットフォームはとても使いやすいです。月に一度はミンテルの調査を参照していますが、今回のお茶に関する学びの多いプレゼンテーションを受けて、今後はさらに頻繁に活用すると思います。大学がミンテルのサービスを提供してくれるのは非常にありがたいことです。」
(コロラド大学・学生 Andrew Insco)
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